八女ファミリー林業塾は、あなたがお持ちの山林を
環境保全型の森林づくりへ導く提案をしています。

昔は資産価値が高かった山。今は1/4の価値に。


私が幼い頃は星野村の林業は盛んで、私の家も林業で生計を立てており、周囲にも林業家がたくさんいました。

当時の山は資産価値が高く、投機のために取引されていた時代のことです。

ところが1980代を境に木材需要の低迷や輸入材との競合によって、以前の1/4まで価格が下落してしまいました。私自身、林業では生活できないと思ったのでサラリーマンになりました。

現在、山の手入れをする人がめっきり少なくなっています。

間伐されずに暗くなった山や、禿げ山にされて植林されずに放置されたまま、荒れ放題になっている山林も珍しくありません。荒れた山林をそのまま放置すると木の根が枯れて雨などで土砂崩れなどの災害が起こりやすくなります。

WoodWay プロジェクト 〜環境保全型林業で森をよくする仕組み〜

木をうまく育てるには、間引き、いわゆる間伐をしなければなりませんが、現在は間伐が全くされていない山林をよく見かけます。

山林の間伐がされないと、木と木のあいだが狭まって、光が入らなくなり木の成長をストップさせてしまいます。すると地面に木の根が張らないので、雨などで土砂崩れ等の災害が出やすくなります。

少しずつ間伐の手入れを継続すると、残された木がさらに大きく根を張り、広葉樹など多様な植生が生まれてきます。こうして災害に強い保水性の高い山林となるのです。

当塾では、そのような環境保全ができる林業を推し進めるために、WoodWayプロジェクトを行っています。

上の図のように、荒廃した山林の森林所有者から依頼を受けて、当塾の環境保全型林業の実践応用技術を習得した者が、定期的に森の手入れを行います。

時間はかかりますが、次第に木漏れ日があふれ生態系が回復した心地良い森が戻ってくるでしょう。

WoodWayプロジェクトができる山林の条件

下記の条件を満たした山林であれば、WoodWayプロジェクトを始められます!
目的荒廃山林の整備を行う。間伐、択抜、作業道整備等。
所有権所有者の同意を得られる山林
範囲福岡県中南部
立木の種類杉、ヒノキ、広葉樹 
立木の樹齢20年以上
面積1ha以上の山林(共同所有林の場合、複数で1ha以上であれば可)
所有林へのアクセス条件林道に接し、かつ作業道を開削可能な山林
特記事項竹林のみは除外。侵入竹林の場合は対象。

上記の内容がご不明な方へ

所有山林について上記の内容がよくわからない方のために、当塾では森林基礎調査代行を行っております。

森林基礎調査代行

内容福岡県内の所有林の基礎調査を行います
調査内容・山林の具体的な場所
・所有林の名義
・所有林の面積
・所有林の立木の種類
・立木のおおよその樹齢
必要なもの山林の所在地(固定資産税納税通知書に書いてあります)
調査費用・基本手数料 22,000円
・登記事項証明書発行手数料(実費)
調査報告八女ファミリー林業塾による森林基礎調査報告書を差し上げます。

所有林基礎調査をご希望の方は、下のフォームよりお問い合わせください。